« 2012年1月 | トップページ | 2012年3月 »

2012年2月

われても末に逢わむとぞ思う ~ 平清盛・武家政権の裏側で

瀬をはやみ岩にせかるる滝川の
         われても末に逢わむとぞ思う
(崇徳院)

2012年の日本のヒーロー・平清盛は
武士として初めて政権を握った人物として
日本史上、重要な人物のひとりに挙げられます。

その反対側、朝廷の立場から見ると
武士に政治の実権を奪われ、
権威が失墜してしまうことになったわけですが
その原因は、崇徳上皇の祟りによるものだと
古来より信じられてきたそうです。

崇徳上皇とは、冒頭の和歌に代表されるように
歌人として知られていますが
保元の乱で敗れ、罪人として讃岐に配流され
失意のうちに崩御されます。

*保元の乱(1156)
兄・崇徳上皇と弟・後白河天皇の皇位継承をめぐる争いに
摂関家・藤原氏の内紛がからみ
源氏と平氏もそれぞれ2派に分かれて争った内乱。

崇徳上皇が讃岐に流されて以降、
不可解な事件、事故が数多く起こり、
それらは次第に崇徳上皇の生霊、怨霊が引き起こしたものだと
信じられるようになっていきます。

保元の乱では後白河天皇方について
ともに闘った源義朝と平清盛ですが
のちに勢力を争って平治の乱(1159)となり、平清盛が勝利。

この後平氏が政権を握るようになりますが
天皇家の裏の歴史では、
それは崇徳上皇の祟りが為したことだと信じられてきたそうです。

そんな歴史の裏側を知っておくと
『平清盛』をより深く理解し、さらに楽しめるんじゃないかと
この本をご紹介します^^

『怨霊になった天皇』 竹田恒泰



天皇家の歴史は、
皇位継承をめぐる権力争いの歴史でもあり
教科書に載っていない裏側では
勝者と怨霊(敗者)との戦いの歴史でもありました。

そのような裏側のお話が数多く紹介されています。
といっても、この本はオカルト本ではありません。

著者は何度も、
怨霊とは、死者がなるものではなく
生者が作り上げるものだ、
と述べています。

日本の歴史上、保元の乱以外にも数多くの政変があり、
敗れて非業の死を遂げた方が大勢いらっしゃいました。

そんな方達がどのように「怨霊」として
世間で恐れられるようになったか、
神として祀られるようになったか、
この本には数々のエピソードが紹介されていて、
読み応えがあって面白いです。

崇徳上皇の冒頭の歌の意味
 浅瀬の流れがはやいので、
 岩にせきとめられる急流は二つに分かれても、
 のちにはふたたび出会うように、
 あなたと今は別れても、将来ふたたび会おうと思う。

一見激しくロマンティックな恋の歌のようですが
崇徳院の悲運の生涯を思うと、
奥にもっと深い想いが流れているのではないか、と感じます。

歴史の裏側を知ると、新たな発見があるんです。

この本、日本史好きの方には特におすすめです^^

| | コメント (4) | トラックバック (0)

ある日のひとりごと ~ 災い転じて福となす

Nanten_snow


南天(ナンテン)は
「難を転じる」で、
古来より
縁起の良い木、
厄除けの植物とされています。

photo: 雪と赤い実

さらに南天は、
縁起物としてだけでなく、
実も葉も茎も、
薬用として実用的に利用されています。
特にのど飴が有名ですね^^

マルチな才能(?)を持った木なんです^^

赤い実を観賞しながら、ふとそんなことを考えていました。

そういえば、金閣寺にある茶室にも
床柱に南天の木が使われています。
Nanten_2
photo: 金閣寺 夕佳亭(せっかてい)
     中央が「南天の床柱」

南天(→難転)を見て思い出したことわざ
Bad luck often brings good luck.
(災い転じて福となす/不運はしばしば幸運を連れてくる)

余談ですが、区役所に行ってみると
ちょっぴりサービスが良くなっていました。
民間だと珍しくないことなのですが、
区役所には今までなかったサービスで
ちょっと驚きました。

これも市長さんが変わったからでしょうか^^

| | コメント (4) | トラックバック (0)

Happy Valentine's Day!

今年は雨の日のバレンタインデーとなりましたが
楽しくお過ごしだったでしょうか^^

チョコレートやおやつをいろいろといただき
自分でもお菓子を作り
甘いものをいっぱい食べた幸せな一日でした^^ゞ

Cake


今年の、私の
バレンタイン作品(?)は
ブラウニーです。

簡単ですが、
ちょっとばかり
力がいる、かも^^

| | コメント (4) | トラックバック (0)

永遠の永遠の永遠

モダンな建物の前に飾られた、水玉のオブジェ。Museum
入口も赤や透明な水玉で装飾されています。
Entrance

こんな斬新で溢れんばかりの水玉のモチーフといえば・・・
前衛芸術家、草間彌生さんの個展です^^

彫刻家、画家、小説家として世界を舞台にご活躍中ですが
携帯電話のデザインを手がけられたりなど
創作活動の幅をますます広げていらっしゃるようですね。

伝統的な建物や自然の中に身を置いて
神聖な空気に触れると心洗われる気がしますが
たまには、こんなアートの世界に触れて
新たな発見をし、新鮮な気分になるのもまた、楽しいものです^^

『草間彌生 永遠の永遠の永遠』開催中(4月8日まで)
国立国際美術館(大阪市北区)にて
(HP はこちら

| | コメント (0) | トラックバック (0)

雨上がり / after the rain

After the rain comes a rainbow.
雨の後には虹が出る。
(悪いことの後には必ずいいことがある)

Rain_drop

今日は虹は出ていませんでしたが、
ころっころの雨粒が可愛かったです^^

| | コメント (4) | トラックバック (0)

雪のプレゼント / special present

遠くから太陽の塔を眺めることは時々ありますが
近くで見るのは久しぶりです。
意外と大きいんですよ^^Tower_of_the_sun

この日、雪を知らない都会っ子たち(子供とは限りません^^)に
特別なプレゼントがありました。

兵庫県宍粟市から運ばれてきた雪の山と
人工の降雪機で降ってくる雪。Snow

雪山に群がる子供達(and 大人達)で
どこに雪があるのか分からないほどですが・・・
Crowd

珍しい雪の感触を楽しむ都会っ子たちでした。
Kids

全国で豪雪による被害が多く出ている一方で
小さな雪山に喜ぶ子供達もたくさんいることが皮肉で
複雑な気持ちになります。


この前万博公園に来たのは、桜の季節だったなあ・・・
ここでも、桜の木が、春への準備を進めています^^

Buds
photo: 桜の冬芽と太陽の塔(後ろ側)を見上げる

| | コメント (2) | トラックバック (0)

節分 2012

節分の日(2/3)の神戸は、
雪が舞い散っていました。

次の日は立春、「暦の上では春」なのに
まだまだ寒いなあ・・・と思いながら
今年も節分行事を済ませました^^

Iwashi巻きずし食べて、
豆食べて
柊鰯(ひいらぎいわし)も簡単に。









柊鰯:
鰯の頭に柊の小枝をさし、軒先に吊るす風習。
柊の葉のトゲが鬼の目を刺し、鰯の匂いを鬼が嫌うことから
鬼(邪気や疫病など)を追い払い、魔除けの効果があるとされる。

さて、2月の次のイベントはバレンタインデーでしょうか。

日本の伝統や西洋の風習など全部取り入れていたら
年中行事がたくさんあってなかなか忙しいですね^^ゞ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年1月 | トップページ | 2012年3月 »