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松尾芭蕉終焉の地(大阪) ~ 俳句の日にちなんで

8月19日は『俳句(819)の日』なのだそうです^^

月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。
                                                    
『奥の細道』 松尾芭蕉

大阪のメインストリート・御堂筋は、
道路沿いに延々と続く美しいイチョウ並木と
激しい交通量で知られています。Midosuji_street

道路を走るたくさんの車の隙間からよく見てみると
そこには、知る人ぞ知る小さな史跡があるんです。

目立たないので、見逃さないように^^

Monument

石碑に刻まれている文字は
『此附近芭蕉翁終焉ノ地』。
そう、ここは、松尾芭蕉の終焉の地。

Basyou1
松尾芭蕉 ( 1644-1694 )は、
日本で最も有名かつ偉大な俳人のひとりで、
それまでは滑稽や機知を主にした、
言葉遊びだった俳諧を
優れた芸術の一領域にまで高めた人物
です。

人生の多くの時間を、
旅と、紀行文や俳句の執筆に費やした芭蕉は
九州へと向かう旅の途中に立ち寄った大阪で病に伏し、
51歳の生涯と閉じたとされています。
その場所が、この石碑が立っているあたりだそうです。

すぐ近くにある南御堂(真宗大谷派難波別院)の正面には
史跡を示す碑が立っています。Kuhi

そして、松尾芭蕉の有名な句が刻まれた石碑は
境内の中にあります。

ところで、「芭蕉」とは、バナナを意味しますね^^
「芭蕉」という俳号は、自宅の庭に植えていた芭蕉(バナナ)の木に
ちなんでつけたようです。

松尾芭蕉辞世の句を刻む石碑には
芭蕉(バナナ)の木が寄り添うように立っていました。Stone_tablet
このお寺は、松尾芭蕉のファンや俳句愛好家の方達の
聖地のひとつとなっているそうです。

松尾芭蕉 辞世の句

  
    旅に病んで夢は枯野をかけ廻る

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コメント

こんにちは。

昨日は、俳句の日だったんですね。風流を解さないので(笑)ぜんぜん
知りませんでした。

芭蕉翁は、われら旅好きの大先輩ですから、その人生には憧れます。
各地の旧道を歩くと、必ずといっていいほど、芭蕉翁の句碑が見つかります。

家の近くでは、一乗寺の金福寺芭蕉庵の
「うき我をさびしがらせよ閑古鳥」
でしょうか。

私の好きな句は
「木曽殿と背中合わせの寒さかな」
大津義仲寺の句碑です。

投稿: なかっちょ | 2011/08/20 08:10

>なかっちょさん

俳句 = 819
もとは語呂合わせで設けられたようですが
ちょっぴり文学や歴史、風流を
意識する日にはなりますねhappy02

私が最初に「俳句、芭蕉ってすごいな」と思ったのは
高校の古典の授業で習ったときですが
たった17文字で、その場の風景が目に浮かぶように感じたからです。

たとえば・・・

五月雨をあつめて早し最上川
閑かさや岩にしみ入る蝉の声

など、自然を詠んだもの、
行ったことのない場所なのに
その光景が想像できますconfident

投稿: wisteria | 2011/08/20 19:15

ご無沙汰してます。
芭蕉の俳句はとても好きです。
一番好きな句は、「野ざらし紀行」にある、次の句です。
「命二つの 中に行きたる 桜かな」
この句に詩われた「桜」は、滋賀県甲賀市水口町の桜です。

投稿: white fox | 2011/08/26 20:12

>white foxさん

お久しぶりです^^コメント有難うございます

この句は、なつかしい友人と再会したときのものですねnote

甲賀市には行ったことがないのですが
芭蕉が見た桜の景色、見に行きたくなりましたcherryblossomhappy01

芭蕉、桜と言えば・・・

さまざまのこと思ひ出す桜かな

がいちばん有名でしょうか? 

投稿: wisteria | 2011/08/27 17:16

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