にほうがごとく今盛りなり 2
さて、前回少し前置きを長くしたのには理由があるのですが
平城遷都1300年祭の会場、平城宮跡の様子を
簡単にご紹介します。
はじめに言っておきますと、
とにかく、広いです!
まずは、平城宮の正門、朱雀門を見上げています。
こうやって、観光客を見てみると
改めて門の大きさが分かります。
そうそう、なにげなく吊るされたオーナメントも
青空に映えてお洒落でした。
さて、朱雀門をくぐると、その敷地は・・・
ご覧の通りです。とにかく、本当に広い!
はるか向こうに小さく見えるのが、
1300年祭の目玉、大極殿。
かなり距離があるので
軽くウォーキングも楽しめますね^^
(自転車は禁止のようです。念のため)
そして、その道のりの途中は
突然、近鉄電車が走っています。
けっこう頻繁に通っているので
踏切にご注意ください^^
(平城宮跡の敷地内に線路が通っているだけで、駅はないんです・・・)
あ、また電車来た!
広大な敷地に広がる緑、はるか彼方に見える山、そして青い空など
のんびり周りを眺めながら歩いていくと・・・
近づいてきました。
1300年の時を経て復元された大極殿。
当時の衣装を着た方が何人かいらっしゃったので
後ろから撮影してみました。
広く青く澄み渡った青空、あざやかな色彩の大極殿、天平時代の衣装をまとって歩く人々。
この広大な敷地の中は、
のどかでゆったりとした、悠久の時間が流れていました。
常に時間を意識しながら生活をしている現代人にとっては
ここは本当に昔にタイムスリップしたかのような
別世界の時間の流れを感じたのでした。
(さらにつづく^^ゞ)
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コメント
引っ張りますねぇ~(笑い)
2枚目の写真は、「占風鐸」ですね。その昔、中国で邪気を払うために、家屋の四方に付けていたもので、平安時代には貴族達も、厄除けのために邸宅に飾ったりしており、江戸時代には、ガラス細工の格好のモチーフとなり、現在の「風鈴」になっていったもの・・・風鈴の遠いご先祖様といったところでしょうか。
今も仏教系のお寺なんで、見られるものらしいですが、北海道は歴史が浅いせいか、見たことないですね...(苦笑)
それにしても、遷都祭、近場なら、ぜひ、足を運んでみたかったところですねぇ~
投稿: ケイ@投扇興の伝道師 | 2010/05/13 21:42
>ケイさん
さすが日本の文化・伝統・歴史に詳しいですね。
今後は「師匠」と呼ばせて頂きます
引っ張るつもりではなかったのですが
ちょっと長くなってしまいました
遷都1300年祭は11月7日までの予定です。
関西遠征をご検討くださいませ
投稿: wisteria | 2010/05/14 19:54